top of page
執筆者の写真Cotackey

ユーザー体験タイムラインで今の役割を把握しよう


ある製品・サービスのユーザー体験を時間軸でわけると、今自分が担当している業務に必要なユーザー体験と求められている成果が見えてきます。

UX白書を参考にUXを製品/サービス利用の時間軸に沿って分けてみました。

◼︎予期的UX(利用前:認知前)

普段の生活、またはある購入テーマだけがあってこれから探そうとしている期間。

もうすでに競合サービスの情報は知っている場合が多い。

マーケでのキーワード検索によるリスティング広告戦略が有名。

◼︎予期的UX(利用前:認知後/購入前)

対象製品・サービスを知り、購入後のユーザー体験をイメージする期間。

類似製品・サービスと比較したり、購入前のユーザー登録や申し込みをしている最中もこの範囲内。

◼︎一時的UX(利用中:機能体験中)

購入後の製品メインの体験または各機能の体験をしている期間。

◼︎エピソード的UX(利用後:機能体験後)

ひと通り利用して、各一時的UX体験後や、一時的UXそれぞれの関連性をトータルで体験した後の期間。

◼︎再生UX(解約後:他サービス体験中・再利用再契約まで)

一度使わなくなったり解約したのち、再び使うまでの期間。

世の製品・サービスで一生使い続けているものはほとんどありません。一度利用いただいたユーザーをもう一度惹きつけるUXを考えなければ、人口減少の将来で競合に負けてしまうでしょう。

◼︎累積的UX(利用期間全体:中長期の体験)

認知前から再利用まで全体の期間。戦略的にUXを活用すると人生に必要不可欠な製品・サービスがフ増えていくと思います。

俯瞰(累積的UXをみる)と虫瞰(予期的UX・一時的UX・エピーソド的UX・再生UXをみる)を繰り返してユーザー体験の完成度を上げていく必要があります。


閲覧数:45回0件のコメント
bottom of page