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執筆者の写真Cotackey

ユーザー感情ーその1:注目される存在でありたい


顧客満足度より「感情的つながり」を重視せよ」からヒントを得てユーザー感情について、少しずつまとめていきます。

1.注目される存在でありたい

公共性の強いSNSやゲームなのどのサービスに登録し、継続利用しているユーザーに必ずと言って良いほどある願望です。「面白いことあったんだ」「この成績凄いでしょ?」「これ可愛いでしょ?」自分のちょっとしたネタや成果をきっかけにして、他社の視線や興味を引きたいという人は、その大小はともかく皆さんの周りに必ずいると思います。

マズローの欲求段階説にもある承認欲求にもある通り、人が欲するものとしては当たり前でありこれを満たしているサービスは購入や新規契約・継続利用率の高いものばかりです。

それでは、あなたの担当しているサービス又はこれから担当するサービスに対して、このユーザー感情を計測していきましょう。この計測により、担当しているサービス(あなたが必死に考えたユーザー体験)に対してユーザーがとう感じているかわかるはずです。

一般的なユーザーセグメントはもちろん行われていることを前提に、以下の時間軸の条件を考慮してヒアリングを行いましょう。

UX白書を参考にUXを製品/サービス利用の時間軸に沿って分けてみました。

・予期的UX(利用前:認知前)

・予期的UX(利用前:認知後/購入前)

・一時的UX(利用中:機能体験中)

・エピソード的UX(利用後:機能体験後)

・累積的UX(利用期間全体:中長期の体験)

・再生UX(解約後:他サービス体験中・再利用再契約まで)

上記それぞれの期間に対し、「注目される存在でありたい」要素があるアンケートをすると、以下のようになります。(スマホカバーを購入したユーザーを例にして、11段階評価)

◼︎予期的UX(利用前:認知前)

新しいスマホカバーを買って、注目されたいと思いますか?

◼︎予期的UX(利用前:認知後/購入前)

そのスマホカバーを買って、注目されたいと思いますか?

◼︎一時的UX(利用中:機能体験中<購入後1週間>)

そのスマホカバーを買って、注目されましたか?

◼︎エピソード的UX(利用後:機能体験後<購入後1ヶ月>)

そのスマホカバーを買って、注目されていますか?

◼︎累積的UX(利用期間全体:中長期の体験<購入後6ヶ月>)

 そのスマホカバーを買って、注目されていますか?

◼︎再生UX(解約後:他サービス体験中・再利用再契約まで)

 前のスマホカバーを買ったとき、注目されていましたか?

※他のユーザー感情に対して「注目される存在でありたい」の感情数値が高ければ、さらに「なぜ」そう判断したか深く聞き、機能へ落とし込むことをお勧めします。 次週は2つ目の感情についてまとめます。

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