UXについていろいろなサイトでまとめられていることが以前よりも多くなってきたので、一般的な定期は今回述べません。 現場の立場からの視点(UI/UXデザイナー)でまとめたいと思います。
◼︎UXD ユーザー体験をデザインする。ユーザー体験を利用サービスの時間軸でわける(←次週まとめます)と思ったよりいろいろやらなければなないことがあることに気づきます。そうUIだけでは体現できないのです。
したがって、私は「ユーザー要件をあらゆる手段をもって体現すること」と定義しています。 予期的UX・再生UXは、とくにサービス外のことなので手が届かない範囲です。マーケターが顧客獲得のために施策を打つことは一部UXDをしていると言えます。また、CSが顧客と接するとき(の仕組みづくり)もUXDの一部と考えています。
◼︎UI/UXD
UIDと非常に近いですが、その違いはUIを構築する要素にユーザー要件が入っているかないかの差だと考えています。単純な構成のUIでも、一連のユーザー体験で必要不可欠な箇所であった場合、ユーザー要件を無視した構成にしてしまうと体験の流れが途絶えて、不完全なユーザー体験をしてしまうUIになります。
基本的にUIデザイナーはUI/UXデザイナーに属し、「ユーザー要件を特にUIを用いて体現すること」をしているはずです。
◼︎UID
デザイナーの皆さんが一度は経験する、技術要件を満たすUIを体現するだけのデザイン。
フロント部分のコーディングもデザイナーが直接設計するとなると、ユーザー体験を一旦置いてUIの再現に全力であたらないといけない場合があります。
また、技術要件によってUIをどうしても変えなければいけないときや、クライアントや企画からの理不尽な見た目変更の要望に応えなければならないときがあります。
UXD、UI/UXD、UIDと一度俯瞰してみると、やることが多すぎて途方にくれると思います。ですが、一人でやる必要はありません。自分で補えない部分は、チームの人・他部署に任せましょう。そのために、キーマンと仲良くなることも大事になってきますね。